歯が茶色くなる理由はなぜ?

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白い歯は清潔感があって誰もが憧れるものです。でも最近歯がなんだか茶色くなっている気がする・・そう感じている方もいるかもしれません。では歯が茶色くなる理由にはどういうものがあるのでしょう?

内的原因

内側からきている原因の一つに「加齢によるもの」があります。歯はエナメル質、象牙質、歯髄の3構造からなっています。エナメル質の内側に黄色い層の象牙質があり、このさらに内側に歯髄とも呼ばれる神経が通っています。生まれたばかりの赤ちゃんの歯が白いのは、生えたての歯の象牙質が淡いクリーム色をしているためです。ですが年齢がゆくにつれ、肌の老化と同じで新陳代謝によってこの色が濃くなっていきます。また外側のエナメル質も毎日の歯磨きなどによって薄くなり、内側の象牙質がより透けて見えてきてしまいます。この二つの相互作用によって歯の色が茶色くなってきます。さらには紫外線によって歯の色が濃くなることもありますし、歯の神経をとったり、衝撃などで神経が死んでしまったりする場合もやはり象牙質が茶色く変色します。これは歯に栄養が行き渡らなくなったためで一種の老化現象です。
他の内的原因では「テトラサイクリン」という抗生剤によって象牙質の色が変色することがあります。永久歯がでてくる乳児から7歳までの間にこの薬を長期間飲むと、象牙質に色素沈着し歯の色が濃くなってしまうことがあります。歯の色は薬の種類でグレーやオレンジっぽくなることもあるようです。さらに別の要因としてエナメル質の形成期に多量のフッ素を摂取することで、歯に白い斑点ができたり、一部が褐色に変色することがあります。

外的要因

外的要因で一番知られているのは、飲食物による着色です。コーヒーや紅茶、緑茶、赤ワイン、コーラなど色素の濃い飲料物、さらにカレーやキムチなどの香辛料の強い食べ物、チョコレート、ぶどうなどなど色の濃い食べ物は歯に着色しやすく、歯の表面の小さな傷などに溜まって徐々に茶色に変色しています。さらにタバコのヤニも原因の一つです。ホワイトニング効果のある歯磨き粉で磨いていくことや、摂取した後にはなるべく早く口をゆすいだり、キシリトールのガムを食べるなどして着色しないように予防することが大切です。
内的要因は防ぎきれないものもありますが、飲食物による変色はケア次第で防ぐことが出来ます。歯が茶色くなる原因は必ずしも着色汚れとは限らないので、歯医者さんにいってまず相談してみるのも良いかもしれません。