ホワイトニング歯磨き粉とアレルギー対策

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最近歯磨き粉でアレルギー症状が出たという人が増えています。口の中は敏感ですから粘膜を通してアレルギー源が反応しやすい部位です。ホワイトニング歯磨き粉を使用している方も入っている成分を良く確認してから使用することをおススメします。

塩化リゾチーム

ホワイトニング歯磨き粉といっても今は、それだけの効果だけでなく歯周病や虫歯予防の効果もある成分が含まれている歯磨き粉もあります。歯周病を予防する成分としてよく使用されるのは塩化リゾチームです。塩化リゾチームはもともと体内に常在している物質で酵素の異種です。唾液や涙に含まれ、止血や消炎、また溶菌作用があります。この成分は卵白由来のたんぱく質で、歯科関連では歯周病や歯槽膿漏の薬などに含まれています。歯周病の予防や歯周病によって痩せてきた歯茎の改善に効果があります。ただ卵由来なので卵アレルギーがある方は使用しない方が良いかもしれません。

アレルギーの症状

主なアレルギー症状は、口唇や歯肉、粘膜、舌などが赤く腫れたり、かゆみがでたりです。また喉の奥の咽頭部が腫れたり、深刻な場合は呼吸困難の恐れもあります。アレルギー反応が強い人は体全身にでることがあります。歯磨き粉に含まれているどの成分もアレルギー反応を起こす可能性がありますが、その中でも、ラウリル硫酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、フッ素などがアレルギーを起こす可能性が高いといわれています。アレルギーを心配してオガーニックのものを選ばれる方もいらっしゃいますが、天然のものだからといってアレルギーが出ないということはありません。ですから歯磨き粉を購入する際には含まれる成分をよく確認してからにしましょう。

歯磨き粉でアレルギーが出たときの対策

アレルギーが出てしまっては歯磨き粉が使えないと思われるかもしれませんが、実は口の中の汚れは歯磨き粉無しのブラッシングでも十分にクリーニングできます。きちんと歯垢を取り除いたり、歯の表面に付いたよごれを落とせれば問題ありません。もし心配な方は、歯磨き粉を初めて使用する前に一度皮膚に付けてみて反応をみたり、使用する量を少量から始めて経過を見てみることもできます。もし何らかのアレルギー症状が出た時にはそれをすぐにやめるか、医師に相談することが賢明です。アレルギーは死亡に至ることもある危険なものなので、自己判断で処置しないようにしましょう。いつも通っている歯医者さんなどで相談してみることをおススメします。